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WEB制作のポイント

WEB PRODUCTION POINTS

POINT

1

コーポレートサイトの目的を理解する

コーポレートサイトとは?

コーポレートサイトとは、企業のプロフィールを伝える公式なWEBサイトを指します。コーポレートサイトの主な目的は、商品・サービスのユーザーのみならず、取引先や採用希望者、株主や投資家などさまざまなステークホルダーとの関係を深め、信頼を醸成することにあります。そのため、事業領域に特化した「サービスサイト」と区別し、ミッション・ビジョン・バリューや採用情報、IR情報など、企業への理解を深める幅広い情報を発信する必要があります。

コーポレートサイトを持つメリット?

コーポレートサイトをうまく活用することで、企業ブランディングの向上のみならず、採用アピールやビジネスチャンスの拡大、カスタマー対応の充実、株主や投資家へのアピールなどさまざまなメリットがあります。

1 企業ブランディング 企業の情報を公開することで、ステークホルダーの信頼につながる。
2 採用希望者へのアピール 事業内容や会社の雰囲気を魅力的に伝えることで、求職者の心をつかむ。
3 ビジネスチャンス拡大 事例や取引先などを積極的に掲載することで、問い合わせにつなげる。
4 4顧客満足度の向上 問い合わせフォームやチャットの設置により、顧客満足度向上につながる。
5 株主や投資家へのアピール 業績などの数字のほか、企業理念や経営方針を発信し、自社の成長性をアピールできる。

POINT

2

コーポレートサイトの構成要素を洗い出す

ターゲットのニーズに応え、効果を生み出すコーポレートサイトを制作するためには、サイトを構成するコンテンツ選びが重要です。ここでは、コーポレートサイトに最低限必要な構成要素を紹介 します。

       

ミッション・ビジョン・バリュー

自社の使命(ミッション)や実現したい未来(ビジョン)、価値・強み(バリュー)を明言するページです。企業の核となるメッセージを発信する場でもあるため、ユーザーがアクセスしやすい導線に設置しましょう。

代表挨拶

代表自らが自社の歴史や未来への展望を生の言葉で発信することで、ユーザーの信頼度がアッ プします。ミッション・ビジョン・バリューとともに掲載されることもあります。

会社概要

企業の基本情報を掲載するページです。会社名/代表者/本社所在地/視点所在地/代表番号/資本金/設立年月日/事業内容/取引先/取引銀行名/アクセスマップなどの内容を掲載するのが一般的です。

事業紹介・導入事例

自社で扱っている商品やサービスの魅力や導入事例などを掲載します。BtoC、BtoBなどターゲット別に訴求ページや問い合わせへの導線を作りましょう。

ニュース・最新情報

リアルタイムのニュースやトピックスを発信し、更新性を高めます。「メディア情報」「商品情報」などのタグをつけることで、過去のニュースをカテゴリー分けすることで検索性を高めることができます。

社員紹介

社員インタビューやプロフィールを掲載することで、企業の雰囲気や魅力が伝わり、ユーザーに親近感を与えられます。また、採用サイトがない場合は採用希望者へのアプローチとしても有効です。

採用情報

求人サイトだけでは伝えられない企業理念や社員のメッセージを掲載した上で採用情報への導線を設置することで、自社に興味を持つ人材とスムーズにつながることが可能です。

お問い合わせフォーム

お問い合わせフォームを設置することで、訪問者が自身のタイミングでスムーズに問い合わせを行うことができます。チャットボットや有人チャットでの問い合わせを設置する企業も増えています。

よくある質問

ユーザーからの問い合わせが多い質問は、「よくある質問」や「FAQ」としてまとめておくと親切です。訪問者の時間を奪わずに疑問をすぐに解消できることで顧客満足度が向上し、問い合わせへの対応を減らせるというメリットもあります。

IR情報

上場企業の場合、株主・投資家が経営状況や財務、業績を確認できるページを設置する必要があります。また、企業が投資家向けの発信を行うページやブログを設置することで、投資家にアピールできます。

POINT

3

コーポーレートサイトの構造を設計

導線設計が重要です。サイトツリーを作成してカテゴリーを整理し、各ベージの掲載情報をまとめたワイヤーフレームをデザインの設計図とします。

POINT

4

企業の「らしさ」をデザインで表現する

コーポレートサイトは、企業のブランディング活動そのものです。WEBデザイナーは、企業のらしさを視覚的に表現する「ビジュアルアイデンティティ(VI)」の考えのもと、その企業ならではのメッセージをロゴやカラー、タイポグラフィに込め、ブランドと一貫性のあるWEBデザインを作成する必要があります。

POINT

5

企業の存在意義をコピー化して伝える

コーポレートサイトには、自社の理念を的確にメッセージ化したキャッチコピーが必要です。一般的にはミッション・ビジョン・バリューや社長挨拶などをもとに、コピーライターが企業の核心となるメッセージを開発します。キャッチコピーはユーザーが最初に訪れるトップページに掲載されることが多く、サイトを訪問したさまざまなユーザーにわかりやすく自社の存在意義を伝えます。

POINT

6

定期的にリニューアルを行う

WEBデザインやサイト設計には流行があります。自社のコーポレートサイトが、トレンドが終わった古いデザインや設計のままの場合、ユーザービリティはもちろんブランドイメージの低下にもつながりかねません。定期的にサイトの内容やデザインを見直し、リニューアルを行いましょう。また、古いサイトの場合はマルチデバイスに対応していないことが多いため、リニューアルの際にはどんなデバイスにも対応できるレスポンシブデザインを検討しましょう。

POINT

7

コーポレートサイトの相場感

コーポレートサイトの制作を外注する場合、WEB制作会社に発注する、クラウドソーシングなどでフリーランスに発注するといった選択肢があります。ここでは、それぞれの特徴と、発注した場合の相場感を紹介します。

       

1.大手WEB制作会社

特徴:ディレクターの統制のもと、工程ごとのプロフェッショナルが集まりクオリティの高いWEBサイトを提供します。営業担当やディレクターがヒアリングや競合調査を行い、自社の強みを形にできるため、ブランディングを強化したい場合に適しています。またWEB担当支社のリソースがない 場合は、コンテンツの制作や運営まで相談が可能です。
相場:100万円〜(※依頼範囲やページ数による)

2.小規模WEB制作会社

特徴:あらかじめデザインされたフォーマットやWordPressなどを使ってWEBサイトを作成することで、スピードや料金をアピールする傾向があります。「飲食業界の実績が多い」「女性向けサービスを扱う企業が多い」など、会社ごとに得意なジャンルやトンマナが異なります。
相場:20万円〜50万円(※依頼範囲やページ数による)

3.フリーランス

特徴:クラウドソーシグサービスなどを通して、フリーランスへ依頼します。デザインのみか、コーディングやライティングまで相談できるかは個人によって異なり、クオリティもばらつきがあるため、依頼範囲と実績の確認は必須です。営業を通さず直接やりとりできるため、安く依頼でき、作業が早い点がメリットです。
相場:数万円〜50万円(※依頼範囲やページ数による)

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