WEB制作のポイント
WEB PRODUCTION POINTS
WEBカタログ制作
WEBカタログ制作のポイント
WEB CATALOG
POINT
1
WEBカタログとは?
WEBカタログとはその名の通り、WEB上で観覧できるカタログのこと。PCブラウザやスマホで見ることができるブック形式のデータで、クリックやタップでページをめくることができます。また、ページ上でふせんを貼ったり、キーワードから検索したりする機能もつけられます。
WEBカタログの目的
WEBカタログは、通常のカタログと同様に商品やサービスを網羅し、顧客に合った情報をスマートに提示するための営業ツールとして使われます。また、網羅性が高いため、商品やサービスの目録としての役割も果たします。
昨今のコロナ禍では、オンライン商談が増えたり、ユーザーの来店が減ったりして、紙のカタログを活用しきれない企業が増えています。そんな時、インターネットを介して時間や場所にとらわれずに閲覧できるWEBカタログは、営業の可能性を広げてくれるでしょう。
POINT
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WEBカタログのメリット
WEBカタログには、コスト削減や更新性など、さまざまな魅力があります。特に直接の営業機会が減ったコロナ禍では、以下のような点が大きなメリットとなるでしょう。
1 | 営業チャンスを 逃さない |
インターネットを通じていつでもすぐに閲覧できるため、顧客の手元に届くまでのタイムラグがありません。対面できなくてもすぐに渡せることで、購買意欲のピークを逃さず営業できます。 |
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2 | コストカット できる |
長引くコロナ禍で、経費削減に向けて動く企業が増えています。オンラインで完結するWEBカタログは、印刷・配送が必要ないため、大幅なコストカットにつながります。 |
3 | WEB上で効果測定 ができる |
WEBカタログはアクセス数はもちろん、ページ上でのユーザーの動きが把握できます。紙のカタログが配布しづらくなっている今、WEBカタログで得たデータをマーケティングに活用し、改善に役立てましょう。 |
4 | バックナンバーが 管理しやすい |
更新前の古いカタログはWEBサイト上で公開できます。コロナ禍でオフィスを縮小した場合も、場所を取らずに管理可能です。 |
5 | 情報鮮度を保てる | 商品をリニューアルしても刷り直しの必要がなく、1Pだけの差し替えが可能。印刷コストや人手をかけず、気軽に更新し、最新の情報を掲載できます。 |
6 | ターゲットに 届きやすい |
ターゲットに近いメディアやSNSなど、URLを掲載する場所を検討することで、より多くの潜在顧客に届き、拡散の可能性も見込めます。 |
7 | 動画で情報を 伝えられる |
商品説明やプロモーション動画の掲載も可能。対面での実演が難しい時勢でも、よりわかりやすく、ユーザーの興味を引く形で情報を伝えられます。 |
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紙のカタログとWEBカタログの違い
紙のカタログとWEBのカタログでは、マーケティングにおいて活用できる場所や機能が異なります。どちらも有効に活用するために、それぞれの違いを知っておきましょう。
配布できる場所
紙のカタログ | 店頭で配布したり、電話やWEBサイト上の「お問い合わせ」から請求されて配布します。 |
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WEBカタログ | WEBサイト上にURLを設置し、PCブラウザやスマホからダウンロードして観覧してもらいます。 |
取得できるデータ
紙のカタログ | 電話やWEBサイトからの請求では名前や住所、メールアドレスなど、具体的な顧客像がわかります。また、店頭配布のカタログの場合、エリアごとの配布部数がわかります。 |
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WEBカタログ | カタログのアクセス数やよく見られているページが解析できます。また、カタログ請求フォームの設置により、名前や住所などの個人情報が取得できます。 |
拡散力
紙のカタログ | 請求した人の手元で閲覧される紙のカタログは、拡散力はありません。 |
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WEBカタログ | SNSなどを通じ、ユーザー自らが拡散する可能性があります。 |
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WEBカタログの活用法
WEBカタログは、営業資料以外にもさまざまな用途で活用できます。以下の例を参考に、WEBカタログのフォーマットを活用してみてください。
営業資料 | WEBカタログのもっともオーソドックスな活用法は、商談用の営業資料でしょう。WEBカタログを作成しておくと、コロナ禍で増えてきたオンライン商談時にも、顧客との共有がスムーズです。 |
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商品カタログ | WEBサイトから商品カタログを閲覧できれば、ユーザーの購買意欲アップにつながります。また、直接店頭に来られないユーザーにも商品をアピールできるため、見込み顧客の獲得に貢献します。 |
マニュアル | 印刷コストをかけることなく配布でき、年度ごとの更新も気軽に行えます。また、持ち歩きの手間もなく、社員がいつでも閲覧できることもメリットと言えます。このほか、社内での情報共有やコミュニケーションのための社内報にも活用できます。 |
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5
カタログ制作の4つのポイント
WEBカタログのゴールはたんに閲覧されることではなく、商品やサービスの購入・契約にユーザーを導くことです。そのため、商品やサービスを魅力的に見せ、わかりやすく伝えるものでなければなりません。ここではWEBカタログの品質をアップするポイントを紹介します。
1 | ペルソナ設定を行う | WEBカタログも紙のカタログと同様、ターゲット設定が重要です。商品やサービスのペルソナを明確にすることで、デザインやコピーのトンマナ、推しとなる商品のページ配分などを決定しましょう。 |
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2 | 写真のクオリティを 担保する |
商品写真やイメージ写真のクオリティは、ユーザーの印象を大きく左右します。たとえ小さなカットでもプロカメラマンに依頼し、クオリティの高い写真を用意しましょう。 |
3 | 検索性を意識する | キーワードを入力することで商品を探せるなど、紙のカタログではできない検索性を意識しましょう。ストレスなく商品を探せることは顧客満足度を向上させ、ひいてはブランドイメージの向上にもつながります。 |
4 | 競合のカタログを 研究する |
競合他社のアプローチを研究し、ターゲットに刺さるデザインや表現を学んでおくのもひとつの手です。他社のいいところを自社流にアレンジするとともに、独自のコンテンツもプラスすると良いでしょう。 |
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6
紙のカタログをWEB化する手順
難しそうに思えるWEBカタログ制作ですが、すでに紙のカタログがある場合、無料の制作ツールで簡単に作ることができます。ここでは、無料ソフトを使ったWEBカタログの制作手順を大まかに紹介します。
1 | データをPDF化する | 紙のカタログの原本データをデザイン会社から取り寄せておきましょう。紙の印刷物の原本は基本的にAdobeソフトの『Illustrator』や『InDesign』で作成されているため、元データを作成したソフトでPDF化します。 |
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2 | PDFデータを カタログにする |
カタログ制作ツールは、PDF化した原本をアップロードするだけで簡単にWEBカタログを作成できます。ただし、無料のカタログ制作ツールの場合は機能面が十分でなかったり、アクセス解析ができない場合があるため注意しましょう。 |
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7
アクセス解析や動画挿入は専門業者へ
WEBカタログのメリットであるアクセス解析や動画の挿入を行う場合、専門の制作会社に依頼するのがおすすめです。また、専門業者の場合、1からのWEBカタログ制作も依頼できます。よりブランディングを重視する場合、1からのカタログ制作も検討してみましょう。